竜王の雨
算数物語 竜王の雨 ―この村に学校ができたわけ―
むかしは、どこの村にも学校があったわけではありませんでした。この物語の村に学校ができたのは、あるとき竜王があまりたくさん雨を降らせて、村人が困ったからでした。困った村人が、竜王の娘の乙姫さまに、「どうか、あなたのお父さまに、こんなに雨を降らせないようにお願いしてください」と頼んだら、なんだか知らない間に竜王にいけにえの娘を差し出すことになってしまい、せっかくいけにえになってくれる勇気のある娘を選んだら、「いけにえの話なんぞ知らん」ということになり、「わたし、せっかくいけにえになってあげることにしたのに、どうしてくれるの」ということになり、お役人が、「お前ら、勝手にいろんなことしてはならん」ということになり、「生徒のみなさんは、答えがわかっても、お役人さまより先に手をあげてはいけませんよ」ということになり・・・そして、とうとう「お前ら、勉強なんぞしたければ、勝手にやってもいい」ということになって、学校が生まれました。
なんだか、ごちゃごちゃした話ですが、その話の中で、たくさん、算数の問題に答えてもらいます。問題は、小学校1年生から5年生、いや、6年生まで、ひょっとしたら中学生の問題まで、次から次へと出てきます。がんばって、みんな答えてください。
作者より
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